むくどりは旋回中

いくつになってもいろいろ模索中

JALマイラーに転身

・・・いろいろと理由があって、今年(2022)の春くらいから、長年慣れ親しんだANAマイラーの世界からJALマイラーに鞍替えすることにした。とはいえフライトマイルの話ではなく、せいぜい年に数回しか飛行機を使わない陸(おか)マイラーとしての話。

 

一般的に陸マイラーがマイルを貯めやすいのはJALよりもANAと言われているが、いろいろ調べたり試したりしてみると、JALマイルも陸マイラーサービスがふんだんにあることがわかった。

①クレジットカード利用マイル(メインカード)

ぼくがメインで使っているのはJALカードではなく、セゾンゴールドアメックスのカード。年会費は定価で1万円ちょっとだったはずだが、インビテーションで作ったので年会費はゼロ円だ。ただし、セゾンマイルクラブに年4千円払う必要がある(義務では無いが払わないと還元率は極端に下がる)。

結果として、基本は1.125%の還元率。2023年1月まではセゾンクラッセ6なので、1.375%の還元率だ。基本はこれだけで年間4万マイルくらいは貯まる段取り。

おまけに、セブンイレブンではnanacoポイントが「同時に」1.0%還元されるという特典付き。

 

2023.02.23追記

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少し前から噂は流れていたが、セゾンマイルクラブが2倍以上に値上がり。それだけならまだしも、ぼくのような年会費無料の「優遇型ゴールドカード」はマイルクラブへの入会自体ができなくなることになった(5月以降)。

永久不滅ポイントだけだとマイル還元率は0.5%未満になってしまう。

 

というわけで、セゾンでの決済は中止して付帯機能だけを享受することにし、やむを得ず、JALカード+ショッピングプレミアムで1%還元を維持することに。。。ところが、ショッピングプレミアムの費用も近いうちに3,300円→4,950円になるのだそうだ。世知辛い世の中。。

 

ただ、JMBWAONへのクレジットチャージでもポイント加算されるので、そのあたりは少しだけ有利になったかも。

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②クレジットカード利用マイル(サブカード)

サブカードはEPOSゴールド。これもインビテーションで作ったので、家族カード共々年会費はかからない。EPOSゴールドのマイル還元率は僅か0.25~0.3%しか無いのだが、「選べるポイントアップサービス」というのがあって、支払先を3か所まで指定して、その支払いに関してのみ還元率が0.75~0.9%までアップする。それでもまだ低いが、

年間50万円のショッピング利用で「1.250~マイル」、100万円だと「5,000~マイル」がボーナス支給される。うまく使えば1.2%前後のマイル還元率になるという仕組み。

 

本当ならこんな面倒くさいカードは使わず、全部①で統一してしまったほうがシンプルなのだが、家賃が(義務で)EPOSカード払いになっているため、離れることができないという個人的事情。まあとにかく年間1万マイルくらいは貢献してくれる段取り。

 

③クレジットカード利用マイル(JMBWAON)

個人的事情で「まいばすけっと」で買い物をすることが多いので作ったカード。①のカードも②のカードも直接JMB番号と紐付いているわけではないが、このカードはJALのタッチアンドゴーにも使える。年会費は無料。1カ月に1度だけだが、毎月10日にはまいばすで買い物をするとマイル還元率が2.5%になる。

 

④まいばすでのWAON(charged WAON)

まいばすには毎月月替わりで「まいばすポイント付与商品」が色々登場する。

たとえば2022年11月だと以下のとおり。

11月まいばすポイント商品のお知らせ | まいばすけっと

そんなもの買ってどうするというものもあるが、中には170円ほどで25マイル貯まるようなものもあり、宝探しのようで面白い。しかも実際に店に行くと、Webで公開されている以外の商品にも結構「まいばすポイント」が付与されていることが多い。

還元率が10%を軽く超えるものがゾロゾロあるのだ。

③と併せて毎月500マイルくらいは貯まるので、年間6千マイルくらいは行ける見込み。

クレジット機能の無いJMB WAONに変えて、JALカードからチャージすればダブルでマイルがたまるのはわかっているが、JALカードのコスト(2千円または5千円)と得られるマイルの効果が釣り合わないので今はJALカードは考えていない。

 

ミニストップでのWAON(charged WAON)

ミニストップではまいばすほどの宝探しはできないものの、大きな特徴として「収納代行のWAON払い」でマイルが貯まるというものがある。

あまり大きな金額は払えないが、数万円までであれば住民税や固定資産税などでマイルが貯まる。基本還元率は0.5%だが、毎月5の付く日は2倍になるので、その日に税金を払えば1.0%でマイル還元される。これの年間見込み額が2千マイルくらいなので馬鹿にできない。もちろん普通の「国税のクレジットカード払い」などと違って手数料を取られることも無い。

 

JAL NEOBANK

住信SBIネット銀行が提供しているNEOBANKシリーズの1つ。色々と特典はあるのだが、もっともハードルが低いのは「定額自動入金マイル」と「口座振替マイル」だ。いずれも大した蓄積にはならないが、これまで都銀で単純に毎月自動引き落としされていたものを定額自動入金でJAL NEO BANKに移し、こちらで引き落としさせることで自動的にマイルが貯まる。年間せいぜい数百マイル程度だが、完全に不労所得マイル。

 

JAL Wellness & Travel(ウォーキングマイル)

⑤が不労所得なのに対して、こちらは思い切り労働というか運動に連動したマイル。昨年くらいから健康のためにウォーキングを心がけるようにしたので、まあオマケといえばオマケ。毎月550円のアプリ使用料を取られてしまうが、毎月500マイルくらいは貯まっている感じ(もっと歩く人だったらもっと貯まると思う)。ウォーキングアプリというのはいくらでも併用できるので、ついでにANAのアプリも入れてみたところ、こちらは少し気前が良くて毎月800マイル前後は貯まっている。月会費もJALと同じ550円。

 

・・・というような感じで、JALマイラーにもいろんな方法があって驚いた、という話でした。おそらく「JALカードも持たないJALマイラーなんて邪道」と思われるかもしれないが、JALカードの費用対効果はそんなに高いと思えないので、しばらくこのままやってみようと思っている。

 

ワクチン接種か抗体数検査か

先日、新型コロナウイルスワクチン接種券の5回目の案内が届いていた。オミクロン株対応というものらしい。

 

ここでワクチン接種の是非を書くつもりはない。回りに迷惑をかけない限り、それぞれがそれぞれの信条に従って行動すれば良いだけ。

書きたいのは、全国旅行支援や諸々のイベントなどで「3回以上接種していること」が安全性の判断基準になっているという違和感だ。

 

そもそも「ワクチンを接種したかどうか」が感染を左右するわけでは無く、「抗体がどれだけできているか」が問題のはず。ワクチン接種による抗体数の増加は個人差が結構あるらしく、どんなに接種してもほとんど抗体ができない人もいれば、あっという間に抗体が増加する人もいるらしい。そして一度増えた抗体も時間が経てばどんどん減って来る。

 

また、ワクチン未接種のまま感染して、無自覚無症状のまま「いつの間にか抗体が増えてる」人だって結構いるはずだ。

 

『隔靴掻痒』という言葉があるが、まさにそんな感じがする判定基準。

 

ではどうするか?単純に定期的に「抗体数検査」をすれば良いだけなのではないだろうか?ぼく自身は以前、たしか2回接種の後だったと思うが、抗体数検査をしてみたことがある。CoV-2スパイク/IgG抗体の数を調べるというものだ。結果は「17,400 AU/ml」。この値が50未満だったら「抗体が無い」ということになるらしいので、「ものすごく多い」と、当時は妙に安心した覚えがある。

 

ただ、考えてみればこの数字も実はよくわからない。AUというのはarbitrary unit、任意単位というものなので、絶対値としての意味は無いのだ。あくまで、同じ条件で検査したときの大小比較をして初めて意味を持つ。検査機関が異なれば同じ人でも違う値になることになる。

 

・・・というわけなので、国あるいは世界中で同じ基準で抗体数検査をして、「X週間以内に数値がXX以上であったらほぼ安心」という指標を出した上で、必要な人にだけ行動制限をかけるのが理想のはずなのだが、難しいのかな。。